◇隋の統一
・楊堅(文帝)…もとは北周の外戚
中国を再統一…都:大興城(長安)
均田制、租庸調制、府兵制の実施
均田制…農民に土地を与え、死後返させる
北魏:男、女、耕牛、奴婢
隋:男、女
唐:男
租庸調制…農民に土地を与え、死後返させる
均田農民に穀物(粗)、労役(庸)、布(調)などの税を課す
府兵制…均田農民から徴兵を行う
科挙の実施…学科試験(主に儒学)による官吏任命制
今までの役人採用は、郷挙里選・九品中正といった推薦制
・煬帝(ヨウダイ)
大運河の完成…華北(政治の中心)と河南(経済の中心)を統合
高句麗遠征→失敗→反乱・滅亡
◇唐の成立
・李淵(リエン、高祖)
唐を建国…都:長安
・李世民(太宗)
唐の初期の最盛期…貞観の治(ジョウガンノチ)
突厥(トッケツ、東突厥)を征服
・高宗
百済、高句麗を滅ぼす(新羅と同盟)
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高校教科書「詳説世界史B(山川出版社)」に準拠した授業プリントのテキスト版です。定期試験、模試、受験、センター試験などに当サイトをご利用下さい。先生方の教材研究にもぜひご利用ください。
2015年10月22日木曜日
2015年10月10日土曜日
【36】北朝の国々
◇五胡十六国時代
・五胡(匈奴、鮮卑(センピ)、羯(ケツ)、羌(キョウ)、てい(テイ))の中国侵入
5つの異民族 →短命な16の王朝の興亡
・仏教の普及…外来僧の仏図澄(ブットチョウ)や鳩摩羅什(クマラジュウ)により布教
(鳩摩羅什は仏典の漢訳を行う)
◇北魏
・都:平城
・鮮卑族の拓跋氏が建国
・太武帝
華北を統一
道教を保護
(寇謙之(コウケンシ)が完成させた民間宗教)
→仏教を弾圧
・孝文帝
漢化政策(異民族の服装、言葉の禁止)
洛陽に遷都
均田制…農民に土地を支給、死後返させる(日本でいう班田収授)
仏教の保護
石窟寺院{竜門(洛陽付近)
{雲崗(平城付近)
{敦煌(西域)
◇北魏の分裂
↓ ↓
西魏 東魏
↓府兵制開始 ↓
北周 北斉
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・五胡(匈奴、鮮卑(センピ)、羯(ケツ)、羌(キョウ)、てい(テイ))の中国侵入
5つの異民族 →短命な16の王朝の興亡
・仏教の普及…外来僧の仏図澄(ブットチョウ)や鳩摩羅什(クマラジュウ)により布教
(鳩摩羅什は仏典の漢訳を行う)
◇北魏
・都:平城
・鮮卑族の拓跋氏が建国
・太武帝
華北を統一
道教を保護
(寇謙之(コウケンシ)が完成させた民間宗教)
→仏教を弾圧
・孝文帝
漢化政策(異民族の服装、言葉の禁止)
洛陽に遷都
均田制…農民に土地を支給、死後返させる(日本でいう班田収授)
仏教の保護
石窟寺院{竜門(洛陽付近)
{雲崗(平城付近)
{敦煌(西域)
◇北魏の分裂
↓ ↓
西魏 東魏
↓府兵制開始 ↓
北周 北斉
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【35】後漢の滅亡・三国・西晋
後漢
↓ ↓ ↓
魏 蜀 呉
↓↓↓
西晋
北↓ ↓南
五胡十六国 東晋
↓ ↓
北魏 宋
↓ ↓
西魏 東魏 斉
↓ ↓ ↓
北周 北斉 梁
↓ ↓ ↓
陳
↓
隋
↓
唐
◇漢の滅亡
・宦官、外戚の横暴…党錮の禁(トウコ、宦官が官僚を弾圧)
・黄巾の乱…宗教結社太平堂の首領
張角が農民反乱を指導→「三国志」の時代へ
・魏の曹丕(ソウヒ)によって滅亡
※後漢が滅亡してから隋が成立するまでの時代を中国の分裂期「魏晋南北朝時代」という
◇三国時代
・魏 ・蜀 ・呉
曹操の子 劉備が建国 孫権が建国
曹丕が建国 都:成都 都:建業
都:洛陽
屯田制を実施
九品中正の実施
地方に中生官をおき、人材を9等級に分けて推薦させる制度
貴族階級の形成→豪族による上級官職独占
→上品に寒門なく下品に勢族なし。
◇西晋(セイシン)の統一
・西晋の成立
都:洛陽
魏の家臣だった司馬炎が建国→中国を再び統一
八王の乱で動揺→異民族匈奴により滅亡(永嘉の乱)
文化としては、乱世に背をむけ、知識人が哲学などの話にふける、清談の流行
※このあと、中国は南北に分裂し、南北朝時代といわれる
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↓ ↓ ↓
魏 蜀 呉
↓↓↓
西晋
北↓ ↓南
五胡十六国 東晋
↓ ↓
北魏 宋
↓ ↓
西魏 東魏 斉
↓ ↓ ↓
北周 北斉 梁
↓ ↓ ↓
陳
↓
隋
↓
唐
◇漢の滅亡
・宦官、外戚の横暴…党錮の禁(トウコ、宦官が官僚を弾圧)
・黄巾の乱…宗教結社太平堂の首領
張角が農民反乱を指導→「三国志」の時代へ
・魏の曹丕(ソウヒ)によって滅亡
※後漢が滅亡してから隋が成立するまでの時代を中国の分裂期「魏晋南北朝時代」という
◇三国時代
・魏 ・蜀 ・呉
曹操の子 劉備が建国 孫権が建国
曹丕が建国 都:成都 都:建業
都:洛陽
屯田制を実施
九品中正の実施
地方に中生官をおき、人材を9等級に分けて推薦させる制度
貴族階級の形成→豪族による上級官職独占
→上品に寒門なく下品に勢族なし。
◇西晋(セイシン)の統一
・西晋の成立
都:洛陽
魏の家臣だった司馬炎が建国→中国を再び統一
八王の乱で動揺→異民族匈奴により滅亡(永嘉の乱)
文化としては、乱世に背をむけ、知識人が哲学などの話にふける、清談の流行
※このあと、中国は南北に分裂し、南北朝時代といわれる
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2015年10月8日木曜日
【34】後漢の成立・漢の社会と文化
◇新の成立
・前漢の外戚王莽(オウモウ)が帝位を奪う
・周を理想とする極端な復古政治
・赤眉の乱(セキビノラン)で滅亡
◇後漢の成立(都:洛陽)
・劉秀(光武帝)
豪族で支持で漢を再興、内政重視
倭の王に「漢委奴国王(カンノワノナノコクオウ)」の金印を授ける
・後漢の対外関係←光武帝死後
西域都護班超(ハンチョウ)の活躍…西方の事情判明
(ローマ帝国の存在など)
部下の甘英(カンエイ)を大秦国(ローマ帝国)に派遣
大秦国王安敦(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡(ベトナム中部)に到達
◇漢の社会
・大土地を所有し、農民を支配する豪族の登場
→前漢の哀帝が限田法を出すが、効果は上がらない
・役人採用の方法を郷挙里選(キョウキョリセン)にする(漢の武帝)
…地方長官の推薦による官史登用
→豪族の官僚化
◇漢の文化
・儒学
前漢…官学化(武帝のとき董仲舒が提案)、五経博士の設置
後漢…訓詁学(クンコガク)の発達…古典の字句の解釈、代表:鄭玄(ジョウゲン)
・歴史書
前漢…司馬遷(シバセン)の「史記」(太古~武帝)
後漢…班固の「漢書」(前漢)
※どちらも紀伝体(伝記をまとめる)による
・紙の発明(従来は木簡(モッカン)、竹簡(チクカン))、後漢の蔡倫による
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・前漢の外戚王莽(オウモウ)が帝位を奪う
・周を理想とする極端な復古政治
・赤眉の乱(セキビノラン)で滅亡
◇後漢の成立(都:洛陽)
・劉秀(光武帝)
豪族で支持で漢を再興、内政重視
倭の王に「漢委奴国王(カンノワノナノコクオウ)」の金印を授ける
・後漢の対外関係←光武帝死後
西域都護班超(ハンチョウ)の活躍…西方の事情判明
(ローマ帝国の存在など)
部下の甘英(カンエイ)を大秦国(ローマ帝国)に派遣
大秦国王安敦(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡(ベトナム中部)に到達
◇漢の社会
・大土地を所有し、農民を支配する豪族の登場
→前漢の哀帝が限田法を出すが、効果は上がらない
・役人採用の方法を郷挙里選(キョウキョリセン)にする(漢の武帝)
…地方長官の推薦による官史登用
→豪族の官僚化
◇漢の文化
・儒学
前漢…官学化(武帝のとき董仲舒が提案)、五経博士の設置
後漢…訓詁学(クンコガク)の発達…古典の字句の解釈、代表:鄭玄(ジョウゲン)
・歴史書
前漢…司馬遷(シバセン)の「史記」(太古~武帝)
後漢…班固の「漢書」(前漢)
※どちらも紀伝体(伝記をまとめる)による
・紙の発明(従来は木簡(モッカン)、竹簡(チクカン))、後漢の蔡倫による
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【33】前漢の成立
◇前漢の成立…都:長安
・劉邦(高祖)…建国
郡国制の施行(郡県制と封建制の併用)
・景帝
呉楚七国の乱…乱後、諸侯の勢力抑圧
→郡県制に移行し、中央集権的に
・武帝…前漢の全盛期
外征
西{張騫(チョウケン)を大月氏(タイゲツシ)に派遣
{(匈奴のはさみ打ちが目的)
{ →西域の事情判明
{大宛(タイエン、フェルガナ)遠征(汗血馬の入手が目的)
{匈奴攻撃→敦煌郡(トンコウ)など4郡設置
東…衛氏朝鮮征服
→楽浪郡など4郡設置
南…南越を制服
→南海群など9郡設置
内政
塩、鉄、酒の専売←多遠征で財政危機
五銖銭(ゴシュセン)鋳造
均輸法(物価調整)、平準法(物価抑制)
儒学の官学化(董仲舒(トウチュウジョ)のすすめ)→五経博士をおく
・弱体化(武帝の死後)
宮廷内での宦官(カンガン)、外戚の横暴、地方豪族の進出
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・劉邦(高祖)…建国
郡国制の施行(郡県制と封建制の併用)
・景帝
呉楚七国の乱…乱後、諸侯の勢力抑圧
→郡県制に移行し、中央集権的に
・武帝…前漢の全盛期
外征
西{張騫(チョウケン)を大月氏(タイゲツシ)に派遣
{(匈奴のはさみ打ちが目的)
{ →西域の事情判明
{大宛(タイエン、フェルガナ)遠征(汗血馬の入手が目的)
{匈奴攻撃→敦煌郡(トンコウ)など4郡設置
東…衛氏朝鮮征服
→楽浪郡など4郡設置
南…南越を制服
→南海群など9郡設置
内政
塩、鉄、酒の専売←多遠征で財政危機
五銖銭(ゴシュセン)鋳造
均輸法(物価調整)、平準法(物価抑制)
儒学の官学化(董仲舒(トウチュウジョ)のすすめ)→五経博士をおく
・弱体化(武帝の死後)
宮廷内での宦官(カンガン)、外戚の横暴、地方豪族の進出
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2015年10月4日日曜日
【32】 秦の統一
秦の統一
・秦の全国統一
全語句の七雄のうち「秦」の孝公(始皇帝の父)が
商鞅の法家の思想を取り入れ強大化
秦:円銭、韓・魏・趙:布銭、斉、燕:刀銭
政が中国を統一し「始皇帝」と名乗る
◇始皇帝の政治
・都:咸陽(カンヨウ)
・郡県制:全国を群・県に分け、中央から派遣した役人に統治させる
・法家の採用…丞相(ジョウショウ):李斯(リシ、法家の人物)
儒家の弾圧…焚書(フンショ) 坑儒→儒家の坑殺(穴埋めにする)
→医薬占い農業以外の書物を焼却
・貨幣(半両銭)、度量衡(単位)、文字の統一
・対外政策
{北方…異民族の匈奴(キョウド)を攻撃、万里の長城を修築
{南方…華南を征服、南海群を設置
・滅亡
原因…急激な統一政策、対外戦争、大土木工事→民衆の反感
農民反乱…陳勝・呉広(チンショウ・ゴコウ)の乱
楚の項羽と漢の劉邦の挙兵→秦の滅亡
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・秦の全国統一
全語句の七雄のうち「秦」の孝公(始皇帝の父)が
商鞅の法家の思想を取り入れ強大化
秦:円銭、韓・魏・趙:布銭、斉、燕:刀銭
政が中国を統一し「始皇帝」と名乗る
◇始皇帝の政治
・都:咸陽(カンヨウ)
・郡県制:全国を群・県に分け、中央から派遣した役人に統治させる
・法家の採用…丞相(ジョウショウ):李斯(リシ、法家の人物)
儒家の弾圧…焚書(フンショ) 坑儒→儒家の坑殺(穴埋めにする)
→医薬占い農業以外の書物を焼却
・貨幣(半両銭)、度量衡(単位)、文字の統一
・対外政策
{北方…異民族の匈奴(キョウド)を攻撃、万里の長城を修築
{南方…華南を征服、南海群を設置
・滅亡
原因…急激な統一政策、対外戦争、大土木工事→民衆の反感
農民反乱…陳勝・呉広(チンショウ・ゴコウ)の乱
楚の項羽と漢の劉邦の挙兵→秦の滅亡
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【31】 諸子百家
◇諸子百家…春秋・戦国時代に登場した「いろいろな学問のいろいろな先生」のこと
「子」は"先生"のこと、「家」は学問のジャンルを言う
・春秋・戦国時代…「乱世」…家柄でなく実力が重視される→思想・学問界も
・儒家…上下関係に基づく秩序による理想社会をめざす学問
・孔子…儒家の祖、「礼」や「仁」の完成を目標とする
礼:ルール、規範
仁:人に与える親愛、人倫
先生と生徒:生徒→先生に礼、先生→生徒に仁(いい授業)
・孟子…性善説をとなえ、徳治主義による王道政治を主張、まず良い仁があって礼がよくなる
・荀子…性悪説をとなえ、礼の重要性を強調、礼をしっかりすれば仁がよくなる
・道家…人為的な道徳を否定、無為自然(ムイシゼン)を説く→のちの「道教」に影響
・老子
・荘子
・墨家…無差別の愛(兼愛)や非攻を唱える
・墨子(ボクシ)
・法家…性悪説の影響を受ける。法律万能の法治主義→戦国の「秦」で採用
礼をルール化(しないやつは罰則)
・韓非
・商鞅(ショウオウ)…秦の孝公(始皇帝の父)に仕える
・李斯(リシ)…秦の始皇帝に仕える
・名家…論理学をとなえる(公孫竜)
・兵家…兵法をとく(孫子、呉子) 風林火山
・縦横家…「合従策(ガッショウサク)(弱い国は弱い国同士同盟)」「連衡策(弱い国は強い国と同盟)」などの外交策を論じる
(蘇秦) (張儀)
・陰陽家…天体の運行と人間との関係を説く(鄒衍(スウエン))
・農家…農業技術を論じる(許行)
・春秋・戦国時代の文学作品
・「詩経(シキョウ)」(詩集)
・「春秋」(歴史書)
・「楚辞」(楚の屈原による文学)
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「子」は"先生"のこと、「家」は学問のジャンルを言う
・春秋・戦国時代…「乱世」…家柄でなく実力が重視される→思想・学問界も
・儒家…上下関係に基づく秩序による理想社会をめざす学問
・孔子…儒家の祖、「礼」や「仁」の完成を目標とする
礼:ルール、規範
仁:人に与える親愛、人倫
先生と生徒:生徒→先生に礼、先生→生徒に仁(いい授業)
・孟子…性善説をとなえ、徳治主義による王道政治を主張、まず良い仁があって礼がよくなる
・荀子…性悪説をとなえ、礼の重要性を強調、礼をしっかりすれば仁がよくなる
・道家…人為的な道徳を否定、無為自然(ムイシゼン)を説く→のちの「道教」に影響
・老子
・荘子
・墨家…無差別の愛(兼愛)や非攻を唱える
・墨子(ボクシ)
・法家…性悪説の影響を受ける。法律万能の法治主義→戦国の「秦」で採用
礼をルール化(しないやつは罰則)
・韓非
・商鞅(ショウオウ)…秦の孝公(始皇帝の父)に仕える
・李斯(リシ)…秦の始皇帝に仕える
・名家…論理学をとなえる(公孫竜)
・兵家…兵法をとく(孫子、呉子) 風林火山
・縦横家…「合従策(ガッショウサク)(弱い国は弱い国同士同盟)」「連衡策(弱い国は強い国と同盟)」などの外交策を論じる
(蘇秦) (張儀)
・陰陽家…天体の運行と人間との関係を説く(鄒衍(スウエン))
・農家…農業技術を論じる(許行)
・春秋・戦国時代の文学作品
・「詩経(シキョウ)」(詩集)
・「春秋」(歴史書)
・「楚辞」(楚の屈原による文学)
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2015年10月2日金曜日
【30】周王朝の時代
◇周王朝…前半は「西周」→弱体化して「東周」
◇西周時代
・都…鎬京(コウケイ)
・封建制度(王が土地を与え任せる)…周の場合は血縁を仲立ちとしている
(王の一族や功臣(コウシン)を諸侯(ショコウ)とし、その下に卿(ケイ)・大夫(タイフ)・士をおく)
・宗族(同族集団)の形成…宗法(一族のおきて)でまとめる
※西方の遊牧民(犬戎(ケンジュウ))の侵入
→都の東方の洛邑に移す(これ以降は東周と言われる)
{◇春秋時代…孔子の著作「春秋」に由来
{ 有力諸侯の「覇者」があらわれる
{ …周王室を尊重し「尊皇攘夷」をとなえ、互いに戦う
◇東周時代 { 覇者:周を守る建前で、周の家来No1を争う
(春秋戦国時代) { 春秋五覇の出現…斉の桓公、晋の文公
{ ----------------------------------------------------
{ 春秋から戦国へ
{ 春秋で最も有力な晋が韓、魏、趙の3か国に分裂←下剋上
{ 鉄製農具の普及、牛耕の普及
{ 青銅貨幣の流行
{ ----------------------------------------------------
{◇戦国時代…「戦国策」という書物に由来
{ 周王朝を無視して互いに戦う…下剋上の時代
{ 戦国の七雄
{ 韓、魏、趙、秦、楚、斉、燕
{
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◇西周時代
・都…鎬京(コウケイ)
・封建制度(王が土地を与え任せる)…周の場合は血縁を仲立ちとしている
(王の一族や功臣(コウシン)を諸侯(ショコウ)とし、その下に卿(ケイ)・大夫(タイフ)・士をおく)
・宗族(同族集団)の形成…宗法(一族のおきて)でまとめる
※西方の遊牧民(犬戎(ケンジュウ))の侵入
→都の東方の洛邑に移す(これ以降は東周と言われる)
{◇春秋時代…孔子の著作「春秋」に由来
{ 有力諸侯の「覇者」があらわれる
{ …周王室を尊重し「尊皇攘夷」をとなえ、互いに戦う
◇東周時代 { 覇者:周を守る建前で、周の家来No1を争う
(春秋戦国時代) { 春秋五覇の出現…斉の桓公、晋の文公
{ ----------------------------------------------------
{ 春秋から戦国へ
{ 春秋で最も有力な晋が韓、魏、趙の3か国に分裂←下剋上
{ 鉄製農具の普及、牛耕の普及
{ 青銅貨幣の流行
{ ----------------------------------------------------
{◇戦国時代…「戦国策」という書物に由来
{ 周王朝を無視して互いに戦う…下剋上の時代
{ 戦国の七雄
{ 韓、魏、趙、秦、楚、斉、燕
{
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【29】中国文明の発生
◇農耕の始まり
・黄河流域(黄土地帯)…アワなどの雑穀中心の農業
・長江流域…稲作中心の農業
◇中国文明の発生
・黄河文明
仰韶文化(ギョウショウ・ヤンシャオ、彩陶文化(サイトウ))…黄河中流域、彩陶(彩文土器)の使用
竜山(ロンシャン、黒陶文化)…黄河下流域、黒陶の使用…三足土器など
※同時代の長江流域…河姆渡(かぼと)遺跡の存在
◇都市国家の形成
・黄河流域に都市国家(=邑(ユウ))が形成
メソポタミア…ウル、ウルク
ギリシア…ポリス
エジプト…モノス
◇殷王朝…邑の連合体
・都の跡である殷墟(インキョ)の発掘(河南省安陽市)
甲骨文字の使用…亀甲、獣骨に刻む漢字の原型、占いの結果を書き留める(亀甲の燃やすした結果)
祭政一致の神権政治…占いにより国事を決定、
高度な青銅器
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・黄河流域(黄土地帯)…アワなどの雑穀中心の農業
・長江流域…稲作中心の農業
◇中国文明の発生
・黄河文明
仰韶文化(ギョウショウ・ヤンシャオ、彩陶文化(サイトウ))…黄河中流域、彩陶(彩文土器)の使用
竜山(ロンシャン、黒陶文化)…黄河下流域、黒陶の使用…三足土器など
※同時代の長江流域…河姆渡(かぼと)遺跡の存在
◇都市国家の形成
・黄河流域に都市国家(=邑(ユウ))が形成
メソポタミア…ウル、ウルク
ギリシア…ポリス
エジプト…モノス
◇殷王朝…邑の連合体
・都の跡である殷墟(インキョ)の発掘(河南省安陽市)
甲骨文字の使用…亀甲、獣骨に刻む漢字の原型、占いの結果を書き留める(亀甲の燃やすした結果)
祭政一致の神権政治…占いにより国事を決定、
高度な青銅器
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2015年10月1日木曜日
【28】 東南アジアの諸王朝
カンボジア
扶南→真臘(アンコール)
ベトナム北部
李朝→陳朝→黎朝→阮朝
ベトナム南部
チャンパ―(林邑→環王→占城)
ビルマ
ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン
タイ
ドヴァーラヴァンティ→スコータイ→アコタヤ→ラタナコーシン
マレー・スマトラ
シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ
ジャワ
シャイレンドラ→クディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム
◇カンボジア
[扶南→真臘(アンコール)]
1C 扶南…東南アジア最古の王朝
オケオ遺跡が知られる
6C 真臘(カンボジア)
…12Cアンコール朝がアンコール=ワット建造
◇ベトナム北部
[李朝→陳朝→黎朝→阮朝]
前4 ドンソン文化…銅鼓などが知られる
11C 李朝(大越)
13C 陳朝…元の進行撃退、字喃(チュノム)の作成
◇ベトナム南部
[チャンパ―(林邑→環王→占城)]
2C 林邑
8C 環王
10C 占城…占城稲(チャンパー米)中国の宋でさかんに栽培、収量増大
◇ビルマ
[ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン]
8C ピュー
11C パガン朝…上座部仏教の繁栄
◇タイ
[ドヴァーラヴァティー→スコータイ→アユタヤ→ラタナコーシン]
7C ドヴァーラヴァティー
◇マレー・スマトラ
[シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ]
7C シュリーヴィジャヤ王国…マラッカ海峡をおさえる
唐僧義浄(南海寄帰内法伝)が立ち寄る、大乗仏教が栄える
◇ジャワ
[シャイレンドラ→グディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム]
8C シャイレンドラ朝…ボロブドゥールの仏塔を建造
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扶南→真臘(アンコール)
ベトナム北部
李朝→陳朝→黎朝→阮朝
ベトナム南部
チャンパ―(林邑→環王→占城)
ビルマ
ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン
タイ
ドヴァーラヴァンティ→スコータイ→アコタヤ→ラタナコーシン
マレー・スマトラ
シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ
ジャワ
シャイレンドラ→クディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム
◇カンボジア
[扶南→真臘(アンコール)]
1C 扶南…東南アジア最古の王朝
オケオ遺跡が知られる
6C 真臘(カンボジア)
…12Cアンコール朝がアンコール=ワット建造
◇ベトナム北部
[李朝→陳朝→黎朝→阮朝]
前4 ドンソン文化…銅鼓などが知られる
11C 李朝(大越)
13C 陳朝…元の進行撃退、字喃(チュノム)の作成
◇ベトナム南部
[チャンパ―(林邑→環王→占城)]
2C 林邑
8C 環王
10C 占城…占城稲(チャンパー米)中国の宋でさかんに栽培、収量増大
◇ビルマ
[ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン]
8C ピュー
11C パガン朝…上座部仏教の繁栄
◇タイ
[ドヴァーラヴァティー→スコータイ→アユタヤ→ラタナコーシン]
7C ドヴァーラヴァティー
◇マレー・スマトラ
[シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ]
7C シュリーヴィジャヤ王国…マラッカ海峡をおさえる
唐僧義浄(南海寄帰内法伝)が立ち寄る、大乗仏教が栄える
◇ジャワ
[シャイレンドラ→グディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム]
8C シャイレンドラ朝…ボロブドゥールの仏塔を建造
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【27】 ムガル帝国の衰退と地方勢力の台頭
◇第6代アウラングゼーブ…祈る人(熱心なイスラム教徒)
帝国最大の領土を形成
インド南端を除く全土を統一
ヒンドゥー教徒を圧迫(ジズヤを復活)
→ラージプート族の支持を失う
◇帝国の衰退(アウラングゼーブの死後)
マラーター王国(西インド)、シク教徒(西北インド)の反乱
イギリス、フランス勢力の進出
◇インド=イスラーム文化
・絵画…ムガル絵画(細密画)、ラージプート絵画(伝統的)
・建築…タージ=マハル
・宗教…イスラーム教とヒンドゥー教に加え両者を融合したシク教をなーなくが創始
パンジャーブ地方に信者拡大
・言語…ウルドゥー語の成立…ペルシア語とヒンドゥー語を融合
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帝国最大の領土を形成
インド南端を除く全土を統一
ヒンドゥー教徒を圧迫(ジズヤを復活)
→ラージプート族の支持を失う
◇帝国の衰退(アウラングゼーブの死後)
マラーター王国(西インド)、シク教徒(西北インド)の反乱
イギリス、フランス勢力の進出
◇インド=イスラーム文化
・絵画…ムガル絵画(細密画)、ラージプート絵画(伝統的)
・建築…タージ=マハル
・宗教…イスラーム教とヒンドゥー教に加え両者を融合したシク教をなーなくが創始
パンジャーブ地方に信者拡大
・言語…ウルドゥー語の成立…ペルシア語とヒンドゥー語を融合
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