◇新の成立
・前漢の外戚王莽(オウモウ)が帝位を奪う
・周を理想とする極端な復古政治
・赤眉の乱(セキビノラン)で滅亡
◇後漢の成立(都:洛陽)
・劉秀(光武帝)
豪族で支持で漢を再興、内政重視
倭の王に「漢委奴国王(カンノワノナノコクオウ)」の金印を授ける
・後漢の対外関係←光武帝死後
西域都護班超(ハンチョウ)の活躍…西方の事情判明
(ローマ帝国の存在など)
部下の甘英(カンエイ)を大秦国(ローマ帝国)に派遣
大秦国王安敦(マルクス=アウレリウス=アントニヌス)の使者が日南郡(ベトナム中部)に到達
◇漢の社会
・大土地を所有し、農民を支配する豪族の登場
→前漢の哀帝が限田法を出すが、効果は上がらない
・役人採用の方法を郷挙里選(キョウキョリセン)にする(漢の武帝)
…地方長官の推薦による官史登用
→豪族の官僚化
◇漢の文化
・儒学
前漢…官学化(武帝のとき董仲舒が提案)、五経博士の設置
後漢…訓詁学(クンコガク)の発達…古典の字句の解釈、代表:鄭玄(ジョウゲン)
・歴史書
前漢…司馬遷(シバセン)の「史記」(太古~武帝)
後漢…班固の「漢書」(前漢)
※どちらも紀伝体(伝記をまとめる)による
・紙の発明(従来は木簡(モッカン)、竹簡(チクカン))、後漢の蔡倫による
この内容の授業動画はこちらです!
0 件のコメント:
コメントを投稿