◇諸子百家…春秋・戦国時代に登場した「いろいろな学問のいろいろな先生」のこと
「子」は"先生"のこと、「家」は学問のジャンルを言う
・春秋・戦国時代…「乱世」…家柄でなく実力が重視される→思想・学問界も
・儒家…上下関係に基づく秩序による理想社会をめざす学問
・孔子…儒家の祖、「礼」や「仁」の完成を目標とする
礼:ルール、規範
仁:人に与える親愛、人倫
先生と生徒:生徒→先生に礼、先生→生徒に仁(いい授業)
・孟子…性善説をとなえ、徳治主義による王道政治を主張、まず良い仁があって礼がよくなる
・荀子…性悪説をとなえ、礼の重要性を強調、礼をしっかりすれば仁がよくなる
・道家…人為的な道徳を否定、無為自然(ムイシゼン)を説く→のちの「道教」に影響
・老子
・荘子
・墨家…無差別の愛(兼愛)や非攻を唱える
・墨子(ボクシ)
・法家…性悪説の影響を受ける。法律万能の法治主義→戦国の「秦」で採用
礼をルール化(しないやつは罰則)
・韓非
・商鞅(ショウオウ)…秦の孝公(始皇帝の父)に仕える
・李斯(リシ)…秦の始皇帝に仕える
・名家…論理学をとなえる(公孫竜)
・兵家…兵法をとく(孫子、呉子) 風林火山
・縦横家…「合従策(ガッショウサク)(弱い国は弱い国同士同盟)」「連衡策(弱い国は強い国と同盟)」などの外交策を論じる
(蘇秦) (張儀)
・陰陽家…天体の運行と人間との関係を説く(鄒衍(スウエン))
・農家…農業技術を論じる(許行)
・春秋・戦国時代の文学作品
・「詩経(シキョウ)」(詩集)
・「春秋」(歴史書)
・「楚辞」(楚の屈原による文学)
この内容の授業動画はこちら!
0 件のコメント:
コメントを投稿