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2015年10月1日木曜日

【28】 東南アジアの諸王朝

 カンボジア
  扶南→真臘(アンコール)
 ベトナム北部
  李朝→陳朝→黎朝→阮朝
 ベトナム南部
  チャンパ―(林邑→環王→占城)
 ビルマ
  ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン
 タイ
  ドヴァーラヴァンティ→スコータイ→アコタヤ→ラタナコーシン
 マレー・スマトラ
  シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ
 ジャワ
  シャイレンドラ→クディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム
 
 ◇カンボジア
  [扶南→真臘(アンコール)]
   1C 扶南…東南アジア最古の王朝
        オケオ遺跡が知られる
   6C 真臘(カンボジア)
       …12Cアンコール朝がアンコール=ワット建造
 ◇ベトナム北部
  [李朝→陳朝→黎朝→阮朝]
   前4 ドンソン文化…銅鼓などが知られる
   11C 李朝(大越)
   13C 陳朝…元の進行撃退、字喃(チュノム)の作成
 ◇ベトナム南部
  [チャンパ―(林邑→環王→占城)]
   2C 林邑
   8C 環王
   10C 占城…占城稲(チャンパー米)中国の宋でさかんに栽培、収量増大
 ◇ビルマ
  [ピュー→パガン→トゥングー→コンバウン]
   8C ピュー
   11C パガン朝…上座部仏教の繁栄
 ◇タイ
  [ドヴァーラヴァティー→スコータイ→アユタヤ→ラタナコーシン]
   7C ドヴァーラヴァティー
 ◇マレー・スマトラ
  [シュリーヴィジャヤ→マラッカ→アチェ]
   7C シュリーヴィジャヤ王国…マラッカ海峡をおさえる
        唐僧義浄(南海寄帰内法伝)が立ち寄る、大乗仏教が栄える
 ◇ジャワ
  [シャイレンドラ→グディリ→シンガサリ→マジャパヒト→マタラム]
   8C シャイレンドラ朝…ボロブドゥールの仏塔を建造

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【27】 ムガル帝国の衰退と地方勢力の台頭

  ◇第6代アウラングゼーブ…祈る人(熱心なイスラム教徒)
   帝国最大の領土を形成
    インド南端を除く全土を統一
   ヒンドゥー教徒を圧迫(ジズヤを復活)
     →ラージプート族の支持を失う
 ◇帝国の衰退(アウラングゼーブの死後)
   マラーター王国(西インド)、シク教徒(西北インド)の反乱
   イギリス、フランス勢力の進出
 
 ◇インド=イスラーム文化
  ・絵画…ムガル絵画(細密画)、ラージプート絵画(伝統的)
  ・建築…タージ=マハル
  ・宗教…イスラーム教とヒンドゥー教に加え両者を融合したシク教をなーなくが創始
       パンジャーブ地方に信者拡大
  ・言語…ウルドゥー語の成立…ペルシア語とヒンドゥー語を融合

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2015年9月27日日曜日

【26】インドのイスラーム化・ムガル帝国の建国

インダス文明
  アーリア人→
  ヴェーダ時代
  小国分立
  マウリヤ朝  }仏教
  クシャーナ朝 }
  グプタ朝   }ヒンドゥー教
  ヴァルダナ朝 }
 ◇8~10世紀の時代
   諸王朝に分裂(ラージプート時代)
 ◇11世紀以降の時代…インドのイスラーム化
   11世紀…ガズナ朝(トルコ系イスラーム)
   12世紀…ゴール朝
   13世紀…奴隷王朝
        ゴール朝の将軍アイバクが建国
            トルコ人奴隷(マルムーク)
   14世紀~15世紀
     ハルジー朝
     トゥグルク朝
     サイイド朝
     ロディー朝
    これら5つの王朝の都はデリー、この5つの王朝をデリー=スルタン朝
  ※南インドは8~15世紀にかけて
    チョーラ朝→パーンディヤ朝→ウィジャヤナガル王国
 ◇ムガル王国の成立
  ・初代バーブル (自称ティムールの子孫、ティムールは自称チンギス=ハンの子孫)モンゴル
    都:デリー
    デリー=スルタン朝最後のロディー朝を滅ぼし建国
  ・3代目アクバル
    ラージプート族(ヒンドゥー教徒)と和解
    イスラーム、ヒンドゥー両教徒の融和政策…ジズヤ(異教徒にかけられる人頭税)の廃止
    都をアグラに移す
  ・5代目シャー=ジャハーン
    タージ=マハルの建造


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【25】マウリヤ朝・クシャーナ朝

◇グプタ朝(都:パータリプトラ)
  ・チャンドラグプタ1世…建国
  ・チャンドラグプタ2世…最盛期
   中国(東晋)の僧 法顕 が訪れる
  ・ヒンドゥー教の定着
     シヴァ神ヴィシュヌ神などを信仰、ザ多神教(多面性をもつ)
     生活様式や思考の全体にかかわる宗教
       →インド世界の独自性の土台
  ・インド古典文化の黄金期
     マヌ法典の成立…ヒンドゥー教に基づくインド人の生活規範
     サンスクリット文学…サンスクリット語でかかれた
       二大叙事詩の完成…「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」
       カーリダーサの戯曲「シャクンタラー」
     天文学、数学(ゼロの概念、十進法)
     グプタ様式(仏教美術)
        …アジャンター、エローラの石窟寺院
 ◇ヴァルダナ朝
  ・ハルシャ=ヴァルダナ…建国
    中国(唐)の玄奘三蔵(ゲンジョウ)が訪問
     (ナーランダー僧院で仏教研究を行う)
    死後、国内分裂→衰退
 以後、イスラーム教が流入

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【24】マウリヤ朝・クシャーナ朝

それまでのインド…都市国家や小国分立の段階
  アレクサンドロスの東方遠征→インダス川まで到達
    →防衛の必要上、統一に向かう→統一王朝の誕生
 ◇マウリヤ朝…インド初の統一王朝(都:パータリプトラ)
  ・チャンドラグプタ…建国(マガダ国のナンダ朝をたおす)
  ・アシューカ王…全盛期
       南端を除く全インドを統一
       ダルマ(仏教のルール)に基づく政治(各地に磨崖碑(マガイヒ))
       第3回仏典結集
       海外へ布教…スリランカに布教
       
 ◇クシャーナ朝とサータヴァーハナ朝
  ・クシャーナ朝(都:プルシャプラ)
    カニシカ王(最盛期)
      ガンダーラ美術…ギリシア文化の影響受けた仏教美術
      大乗仏教の発達…ナーガールジュナが理論を確立 大乗:大きな乗り物
       (菩薩信仰を中心に広く万人の救済をめざす、中国・日本などに伝わる)
       悟り・修行・出家しなくても、在家のまま(全員)が救われる
       仏様が全員を救ってくれ、全体の欲は減らされる
      ※それまでの仏教は、小乗仏教(上座部仏教)…個人の救済をめざす
       →東南アジアに伝わる
  ・サータヴァーハナ朝
    中南部のインドに成立
    ローマ帝国や中国との海上貿易で繁栄

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【23】小国分立の時代

 ◇都市国家の成立、成長
   コーサラ国、マガナ国など小国家が成長
   この時代、バラモンたちが権威主義に(威張りすぎる)
   →バラモン教を批判した2つの宗教と1つの哲学がおきる
  ・仏教の成立←クシャトリア階層が支持
    ガウタマ=シッダールタ(ブッタ)が創始
     バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
     欲を捨て、悟りをひらく精神的修行を重視
      (八正道を行い、輪廻から解脱する)
       食欲を捨てる→断食(苦行)→欲が増える
       →女の子(スジャータ)からお粥貰う(ほどほどに満たす)→欲を満たす
       苦行ではなく、正しい道を行う
  ・ジャイナ教←ヴァイシャ層が支持
    ヴァルダマーナが創始
    バラモン教の祭式否定、ヴァルナ制否定
    徹底した苦行、不殺生主義
  ・ウパニシャッド哲学
    バラモン教の自己批判…内面の思索を重視

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【22】インド文明の形成

◇インド文明の形成
  ・インダス文明…ドラヴィダ系民族によって形成
    代表的遺跡
     モエンジョ=ダーロ(インダス下流…シンド地方)
       都市跡、浴場跡、水道
     ハラッパー(インダス上流…パンジャーブ地方)
  ・特色…青銅器文明、インダス文字を彫った印象
               未解読
 ◇アーリア人の侵入
  ・アーリア人がインドに侵入
     …インド・ヨーロッパ系の牧畜民
 ◇ヴェーダ時代
  ・ヴェーダ(神々への讃歌)の形成
     …最古のヴェーダはリグ=ヴェーダ
  ・ガンジス川流域に進出
    鉄器の使用…農業生産向上→階級分化
    ヴァルナ制…4つの身分に分化
      バラモン…司祭(宗教儀式を司る)
      クシャトリア…武士・貴族(政治、軍事担当)
      ヴァイシャ…庶民(農業、商業)
      シュードラ…隷属民(最下層の被征服民)
    ジャーティ(出自、生まれ)により、これがさらに細かく分かれ、
     カースト制が成立…インド社会の発展を阻害
  ・バラモン教の成立
    …聖典ヴェーダに基づく宗教
      →祭式中心の形式主義

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