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2015年9月26日土曜日

【8】パルティアとササン朝


◇アレクサンドロスの帝国
    ↓
 ◇セレウコス朝シリア
   ↓      ↓
  西        東
 ◇パルティア(イラン系)   ◇バクトリア(ギリシア系)
   ・アルサケス…建国     ・ギリシア系国家
   ・中国では「安息」     
   ・都:クテシフォン     
   ↓           ↓
 ◇ササン朝ペルシア(イラン系) 
  ・アルデシール1世…建国、都:クテシファン
  ・シャープール1世…強大化
    ローマ帝国を破る(ローマ皇帝ウァレリアヌスを捕虜に)
  ・インドのクシャーナ朝を滅ぼす
  ・遊牧民エフタルの侵入…衰退
  ・ホスロー1世…エフタルを滅ぼし復活←最盛期
  ・アラブ人により滅亡(ニハーヴァンドの戦い)
    (イスラム教徒)
 ◇ササン朝の文化
  ・ゾロアスター教を国教に
     教典「アヴェスター」完成
  ・マニ教の成立
     マニが創始…ゾロアスター教、キリスト教、仏教を融合
       ←異端として弾圧される(シャープール1世)
  ・美術・工芸
     織物、ガラス器、陶器が中国、日本に伝わる
     法隆寺の獅子狩文錦(シシカリモンキン)、正倉院の漆胡瓶(シッコヘイ)

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【7】オリエントの統一

◇メソポタミア  ◇エジプト  ◇シリア・パレスチナ
  シュメール    古王国    アラム
  アッカド     中王国    フェニキア
  古バビロニア   新王国    ヘブライ→イスラエル
  ヒッタイト               →ユダ
  ミタンニ・カッシート
  |                         |
  ――――――――――――――――――――――――――
              |統一
              |
 ◇アッシリア王国・セム語系・北メソポタミアに建国
  ・サルゴン2世、全オリエントを統一 都:ニネヴェ
  ・アッシュール=バルパル…ニネヴェに大図書館
  ・過酷な支配…圧政と重税→滅亡
              |
              |分裂
  ――――――――――――――――――――――――――
  |       |      |          |
 ◇リディア   ◇エジプト ◇新バビロニア     ◇メディア
  世界最古の          都:バビロン      
   鋳造貨幣          ネブカドネザル2世   
                 ユダ王国を滅ぼし    
                  バビロン捕囚を行う  
  |                         |
  ――――――――――――――――――――――――――
              |統一
              |
 ◇アケメネス朝ペルシア
  ・キュロス2世…メディアから独立し建国(都:スサ)
  ・ダレイオス1世(3代目)…最盛期、専制的な中央集権国家確立
    ・大帝国建国(エーゲ海~インダス川)、 寛容な統治
    ・全国を州に分け、各州にサトラップ(知事)を置き統治
    ・「王の目・王の耳」を派遣し、サトラップを監視
    ・スサ~サルデス間の「王の道」を建設
    ・新都ペルセポリス建設
  ・滅亡
    ・ギリシア世界とペルシア戦争を戦い敗北
    ・アレクサンドロス大王により滅亡 最後ダレイオス3世
  ・宗教…ゾロアスター教の誕生
    ・ゾロアスター教…火を神聖視(拝火教)
       二神教 善:アフラ=マズダ vs 悪:アーリマン
         →最後の審判(12000年後決着をつける)
         →ユダヤ教・キリスト教に影響を与えた

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【6】シリア・パレスチナの諸民族

 ◇アラム人
  ・内陸貿易で活躍…シリアのダマスカスが中心
    アラム人=陸=ダマスカス
  ・アラム語(国際商業語)
 ◇フェニキア人
  ・地中海貿易で活躍…シドン・ティルスが中心都市
  ・地中海各地に植民市を建設…カルタド(北アフリカ)など
  ・フェニキア文字(表音文字)をギリシア人に伝える…アルファベットの元
    フェニキア文字→ギリシア文字→AB
    フェニキア人=海=シドン・ティルス
 ◇ヘブライ人(ユダヤ人)
  ・「出エジプト」…モーセに率いられ、パレスチナへ脱出
    (十戒に授かる)
  ・ヘブライ王国
    最盛期…ダヴィデ王、ソロモン王
    都…イェルサレム
  ・ソロモン王の死後南北分裂
    北…イスラエル王国…アッシリアに征服される
    南…ユダ王国…新バビロニアに征服される→バビロン捕囚始まる
 ◇ユダヤ教の成立
   民族的苦難→唯一神ヤハウェの信仰
   →排他的な選民思想、メシア(救世主)出現を望む
   教典「旧約聖書」
     教典 旧約…ユダヤ教
         旧約+新約…キリスト教

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【5】エジプト文明


エジプト文明…「エジプトはナイルのたまもの」(ヘロドトスの言葉)
 ◇ノモス(村落、都市国家)の成立
   ナイル川周辺に多数成立
   →ファラオ(王、原人神)が統一
   →上エジプト・下エジプトを統一し、王朝の形に
 ◇古王国…都:メンフィス(メンフィス)
  ・ピラミッドの建造…クフ王のものが最大←古王国でいきなりピラミッド
    (ギザ地方)
 ◇中王国…都:テーベ(上エジプト)
  ・弱体…遊牧民ヒクソスの侵入→混乱
 ◇新王国…都:テーベ(上エジプト)
  ・ヒクソスを追放
  ・アメンホテプ4世(イクナートン)
    テル・エル・アマルナに都を移す
    アトン神のみの一神教を強制←テーベはアモン神、ラー神(太陽神)の神官は太陽のことばを聞ける
    写実的なアマルナ技術
  ・ラメセス2世
    シリアに進出、ヒッタイトと戦う
  ・アッシリアに征服される
  ・アケメネス朝ペルシアにより滅亡
 ◇エジプト文化
  ・宗教…多神数(太陽神ラーなど)
      霊魂不滅の思想(ミイラ作成、「死者の書」作成、死者の神「オシリス神」)
  ・文字…神聖文字(ヒエログリフ)
       ←シャンポリオン(フランス)が解読
         (ロゼッタ=ストーンが手がかり)
      神官文字
      民用文字
  ・パピルス…植物(パピルス草)で作る一種の紙
  ・実用的学術…十進法、太陽暦、測地術




 
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【4】古バビロニア・インド=ヨーロッパ系民族

◇古バビロニア王国…セム語系、アムル人の建国
  ・ハンムラビ王…古バビロニア最盛期
    ハンムラビ法典制定(世界最古の成文法)
     特徴・復讐法(目には目を歯には歯を、同害復讐)
       ・身分法
 ◇インド=ヨーロッパ系遊牧民の侵入
  ・ヒッタイト…小アジアに国家建設
    古バビロニア報告征服
    馬に乗り、戦車を使用
    鉄整式器の使用
    エジプト王国(新王国)と戦う…カルシュの戦い
    「海の民」により滅亡
  ・ミタンニ
  ・カッシート

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【3】メソポタミア文明

  オリエント(アラビア半島からカスピ海)
 ◇オリエント世界
  ・オリエント…「太陽ののぼる所」=ヨーロッパから見て"当方"、現在の西アジア・中東にあたる
  ・オリエントの5つの地域
    メソポタミア
    エジプト
    シリア・パレスティナ
    小アジア(アナトリア)
    イラン
 ◇メソポタミア文明
   ※メソポタミア「川の間の土地」のこと
         ティグリス・ユーフラテス川の間
  ・シュメール人…文字(楔(くさび)型文字)を使用
       粘土板に茎や枝を押し付けて形をつくる
    メソポタミア南部に都市国家を建設…ウル・ウルク、ラグシュ
    神権政治…各地にジッグラト(聖塔)
 ◇アッカド人
  ・シュメール人を征服→統一国家の形に←サルゴン1世
    (メソポタミア初の統一国家)

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【2】文明の誕生

  1万年以前:氷河時代(地質時代)、更新世
 1万年前→温暖化
 1万年以降→完新世

 ◇新石器時代・磨製石器を使用
 ◇農耕・牧畜(生産経済)の開始←それまでは狩猟採集(獲得経済)
  ・西アジアで麦の栽培
   代表遺跡:ジャルモ・イェリコ
    はじめは乾地農法(雨水にたよる)・略奪農法(土地の養分を使いきる)
  ヤギ、羊、牛の飼育
 ◇都市国家の成立
  灌漑農業(かんがい、水のある所から水のない所に水をひく)
  →大規模工事にはリーダーが必要
  →権力・富が集中
  →階級、「神」が生まれる
  →神殿を中心とした都市国家の成立

        ←四大文明の時代(インダル、黄河、メソポタミア、エジプト)
  文明の誕生、金属器(青銅器)、文字の使用


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【1】人類の出現

◇人類の登場…直立二足歩行→道具の製作・火の使用・言語の使用
◇化石人類…猿人・原人・旧人・新人=旧石器時代=打製石器を使っていた時代
  ・猿人(約500万年前~)…礫石器(簡単な打製石器)の使用
     アウストラロピテクス(南アフリカ)
     ホモ=ハビリス
  ・原人(約180万年前~)
     北京原人(中国)…火の使用、言語の使用
     ジャワ原人(インドネシア)
  ・旧人(約20万年前~)
     ネアンデルタール人(ドイツ)…死者の埋葬(発掘で死体の周りに花粉)

 ◇現生人類
  ・新人(約4万年前~)
     クロマニヨン人(南フランス)…
      ・洞穴美術の作成(フランスのラスコー、スペインのアルタミラ)
      ・細石器(小さな打製石器)・骨角器(動物の角や骨でつくる)の使用
       →細石器の使用…中石器時代
 まとめ
  猿人…アウストラロピテクス、礫石器
  原人…北京原人=火の使用
  旧人…ネアンデルタール人=埋葬
  新人…クロマニヨン人
      洞窟壁画…フランスのラスコー(フラスコ―)、スペインのアルタミラ
      細石器・骨角器
  →旧石器時代(打製石器)



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