◇ギリシア文化
・宗教…多神数(オリンポス12神…主神はゼウス、ギリシア神話に登場
・文学
叙事詩 ホメロス「イリアス」「オデュッセイア」
ヘシオドス「労働と日々」
叙情詩 サッフォー…女流詩人
悲劇 アイスキュロス・ソフォクレス・エウリピデス…三大悲劇詩人
喜劇 アリストファネス「女の平和」「女の議会」
・哲学
自然科学…万物の根源は何か
{タレス…万物の根源は「水」
{ピラゴラス…万物の根源は「数」
{ヘラクレイトス…万物の根源は「火」
{デモクリトス…万物の根源は「原子(アトム)」
ソフィストとアテネ哲学
ソフィスト…弁論、修辞(討論に勝つ方法)を教える職業教師
プラタゴラスが代表(「人間は万物の尺度」)、真理は人間の数だけ存在する
アテネ哲学…絶対的真理の存在を主張
ソクラテス、プラトン(イデア論→「国家論」)、アリストテレス
・歴史
ヘロドトス…ペルシア戦争史
トゥキディデス…ペロポネソス戦争史
・彫刻
フェイディアス…アテネ女神像(パルテノン神殿の中)
◇ヘレニズム文化…アレクサンドロスとその後継者の時代
特徴…アレクサンドロスによる東西融合(世界市民主義の風潮)
・彫刻
「ミロのビーナス」「ラオコーン」「サモトラケのニケ」Nike
・哲学
ストア派…ゼノンが中心、禁欲主義
エピクロス派…エピクロスが中心、快楽主義
・自然科学…アレクサンドリアのムセイオン(王立研究所)での研究
エラトステネス(地理学)…地球の周囲の長さを測定
アリスタルコス(天文学)…太陽中心説
エウクレイデス(平面幾何学)
アルキメデス(数学、物理学)
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高校教科書「詳説世界史B(山川出版社)」に準拠した授業プリントのテキスト版です。定期試験、模試、受験、センター試験などに当サイトをご利用下さい。先生方の教材研究にもぜひご利用ください。
2015年9月27日日曜日
【12】マケドニアの興隆
アテネ&スパルタ VS アケメネス朝ペルシア
ペルシア戦争
↓
アテネvsスパルタ
ぺロポネリス戦争
+テーベ
◇マケドニアの登場
・国王フィリッポス2世 漁夫の利
カイロネイアの戦い…アテネ・テーベ連合軍を破る
コリントス同盟の結成…全ギリシアを支配
・アレクサンドロス大王
東方遠征…アケメネス朝に対する遠征
イッソスの戦い、アルバラの戦いなど、戦略機動
→勝利、アケメネス朝を滅ぼす(最後の王ダレイオス3世)
インダス川に達する大帝国建設
帝国を建設…ギリシア・エジプト~インド西部
東西融合政策を行う
バビロンで死去
◇帝国の分裂…ディアドコイ戦争=後継者
アレクサンドロスの帝国
→3分割{・アンティゴノス朝マケドニア
{・プトレマイオス朝エジプト 都:アレクサンドリアが発展
{・セレウコス朝シリア
※アレクサンドロス~3カ国の時代をヘレニズム時代という
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ペルシア戦争
↓
アテネvsスパルタ
ぺロポネリス戦争
+テーベ
◇マケドニアの登場
・国王フィリッポス2世 漁夫の利
カイロネイアの戦い…アテネ・テーベ連合軍を破る
コリントス同盟の結成…全ギリシアを支配
・アレクサンドロス大王
東方遠征…アケメネス朝に対する遠征
イッソスの戦い、アルバラの戦いなど、戦略機動
→勝利、アケメネス朝を滅ぼす(最後の王ダレイオス3世)
インダス川に達する大帝国建設
帝国を建設…ギリシア・エジプト~インド西部
東西融合政策を行う
バビロンで死去
◇帝国の分裂…ディアドコイ戦争=後継者
アレクサンドロスの帝国
→3分割{・アンティゴノス朝マケドニア
{・プトレマイオス朝エジプト 都:アレクサンドリアが発展
{・セレウコス朝シリア
※アレクサンドロス~3カ国の時代をヘレニズム時代という
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【11】ペルシア戦争・ペロポネソス戦争
◇ペルシア戦争…オリエントの専制国家とギリシアのポリス世界の争い
・原因…イオニア植民市(ミレトスなど)
グペルシアに対して反発←アテネが支援
・経過…・ペルシア王ダレイオス1世の派兵
→暴風雨により失敗
・マラトンの戦い→アテネ軍の勝利、マラトンからアテネに36.75km走った→
・サラミスの海→テミストクレス率いるアテネ海軍の勝利
(三段櫂船の活用)
・プラタイアの戦い→アテネ、スパルタ連合軍の勝利
※オリエントの専制国家からポリス社会が守られた
◇ペルシア戦争後
・アテネ…強大な海軍力を背景に対ペルシア同盟であるデロス同盟の盟主に
※軍艦の漕ぎ手として戦争に参加した無産市民の発言力向上
(将軍ペリクレスによるアテネの民主政の完成につながる)
◇ぺロポネリス戦争…全ギリシアを二分した戦い
・アテネ(デロス同盟) VS スパルタ(ぺロポネリス同盟)
・経過…アテネの敗北→スパルタの覇権(他のポリスを圧迫)→反感→テーベの覇権
※アテネの墜落…衆愚政治に陥る、扇動政治家(デマゴーゴス)の続出
・社会の変化
ポリス間の絶え間ない戦争→農業の荒廃 }
貨幣経済の浸透→貧富の差が増大 }→市民層の没落、傭兵制の発達
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・原因…イオニア植民市(ミレトスなど)
グペルシアに対して反発←アテネが支援
・経過…・ペルシア王ダレイオス1世の派兵
→暴風雨により失敗
・マラトンの戦い→アテネ軍の勝利、マラトンからアテネに36.75km走った→
・サラミスの海→テミストクレス率いるアテネ海軍の勝利
(三段櫂船の活用)
・プラタイアの戦い→アテネ、スパルタ連合軍の勝利
※オリエントの専制国家からポリス社会が守られた
◇ペルシア戦争後
・アテネ…強大な海軍力を背景に対ペルシア同盟であるデロス同盟の盟主に
※軍艦の漕ぎ手として戦争に参加した無産市民の発言力向上
(将軍ペリクレスによるアテネの民主政の完成につながる)
◇ぺロポネリス戦争…全ギリシアを二分した戦い
・アテネ(デロス同盟) VS スパルタ(ぺロポネリス同盟)
・経過…アテネの敗北→スパルタの覇権(他のポリスを圧迫)→反感→テーベの覇権
※アテネの墜落…衆愚政治に陥る、扇動政治家(デマゴーゴス)の続出
・社会の変化
ポリス間の絶え間ない戦争→農業の荒廃 }
貨幣経済の浸透→貧富の差が増大 }→市民層の没落、傭兵制の発達
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2015年9月26日土曜日
【10】アテネとスパルタ
◇スパルタ(ドーリア人のポリス)
・リュクルゴスの制…軍国主義規律、6歳から軍事教育
(ヘイロータイ・ヘイロータイの反乱防止)
市民 5000人
↓支配
ペリオイコイ…異民族、商工業に従事 20000人
ヘイロータイ…隷属農民 50000人
少数の市民が多数側(ヘイロータイ・ヘイロータイ)を支配するために、鍛えていた(ビビらせていた)
◇アテネ(イオニア人のポリス) ← アクロポリスのパルテノン神殿で有名
→直接民主政(国民(市民)全員が政治に参加) はじめは貴族が政治を独占、市民に参政権なし
・直接民主政の成立過程
はじめ…貴族・平民・奴隷の区別
貴族は騎兵として政治を独占(貴族政治)→平民が不満
商工業の発展
→裕福な平民の出現
→武器を買えることができる
→平民の重装歩兵が国防の中心に
→参政権を要求
・民主化と進展
ドラコンの成文法…慣習法を成文化
→貴族による法の独占を防ぐ
ソロンの財産政治…市民を4段階に分け、財産の多少で参政権を与える
負債を帳消し→債務奴隷の禁止
ペイシストラトスの僭主政治…貴族政治を打倒
僭主(センシュ)…非合法に政権をとった者、のちに独裁者となり暴君化
クレイステネスの陶片追放…民主政治の基礎をつくる
陶片追放(オストラシズム)…僭主の出現を防ぐ逆投票
多数の票を取った者が国外追放
ペリクレス時代…直接民主政の完成
成年男子市民(子供・女性・奴隷は×)が全員参加の民会で政治を運営
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・リュクルゴスの制…軍国主義規律、6歳から軍事教育
(ヘイロータイ・ヘイロータイの反乱防止)
市民 5000人
↓支配
ペリオイコイ…異民族、商工業に従事 20000人
ヘイロータイ…隷属農民 50000人
少数の市民が多数側(ヘイロータイ・ヘイロータイ)を支配するために、鍛えていた(ビビらせていた)
◇アテネ(イオニア人のポリス) ← アクロポリスのパルテノン神殿で有名
→直接民主政(国民(市民)全員が政治に参加) はじめは貴族が政治を独占、市民に参政権なし
・直接民主政の成立過程
はじめ…貴族・平民・奴隷の区別
貴族は騎兵として政治を独占(貴族政治)→平民が不満
商工業の発展
→裕福な平民の出現
→武器を買えることができる
→平民の重装歩兵が国防の中心に
→参政権を要求
・民主化と進展
ドラコンの成文法…慣習法を成文化
→貴族による法の独占を防ぐ
ソロンの財産政治…市民を4段階に分け、財産の多少で参政権を与える
負債を帳消し→債務奴隷の禁止
ペイシストラトスの僭主政治…貴族政治を打倒
僭主(センシュ)…非合法に政権をとった者、のちに独裁者となり暴君化
クレイステネスの陶片追放…民主政治の基礎をつくる
陶片追放(オストラシズム)…僭主の出現を防ぐ逆投票
多数の票を取った者が国外追放
ペリクレス時代…直接民主政の完成
成年男子市民(子供・女性・奴隷は×)が全員参加の民会で政治を運営
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【9】エーゲ文明・ポリスの成立
◇エーゲ文明…ギリシアと小アジア半島にはさまれたエーゲ海を中心とする文明
・クレタ文明(前期エーゲ文明)
中心地…クレタ島のクノッリス
遺跡…クノッソスの宮殿跡(イギリスのエヴァンズが発掘)
写実的・開放的な海洋文明
文字…線文字A(未解読)
↓
・ミケーネ文明(後期エーゲ文明)
中心…ミケーネ、ティリンス
遺跡…城塞、王宮跡(ドイツのシュリーマンが発掘)
後先的・軍事的文明
文字…線文字B(ヴェントリスが解読)
(※特に、後期ミケーネ文明をトロヤ文明ということがある、中心…トロヤ)
◇エーゲ文明の崩壊…ギリシア人の侵入
ギリシア人の侵入
→エーゲ文明の崩壊
方言の違いにより
イオニア人→アテネ
トーニア人→スパルタ
アイオリス人
◇ポリスの成立(ギリシアの都市国家)
・貴族がアクロポリス(城山)を中心に集住(シノイキスモス)する
・生活の中心はアクロポリスの麓にあるアゴラ(広場)
・植民活動の展開
人口増加、土地不足、商業交易の必要
→地中海沿岸に植民市建設
ビザンティウム(今のイスタンブル)
ネアポリス(今のナポリ)
マッサリア(今のマルセイユ)
・異民族差別
同じギリシア人同士はヘレネス(方言どうし)と言い、異民族はバルバロイ(ペルシア人エジプト人)と言って差別
※ヘレネス同志はオリンポス12神(ゼウスなど)に対する信仰や
デルフォイの神託(アポロン神に神のお告げを聞く)
オリンピア競技など文化を共有し、仲間意識をもつ
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・クレタ文明(前期エーゲ文明)
中心地…クレタ島のクノッリス
遺跡…クノッソスの宮殿跡(イギリスのエヴァンズが発掘)
写実的・開放的な海洋文明
文字…線文字A(未解読)
↓
・ミケーネ文明(後期エーゲ文明)
中心…ミケーネ、ティリンス
遺跡…城塞、王宮跡(ドイツのシュリーマンが発掘)
後先的・軍事的文明
文字…線文字B(ヴェントリスが解読)
(※特に、後期ミケーネ文明をトロヤ文明ということがある、中心…トロヤ)
◇エーゲ文明の崩壊…ギリシア人の侵入
ギリシア人の侵入
→エーゲ文明の崩壊
方言の違いにより
イオニア人→アテネ
トーニア人→スパルタ
アイオリス人
◇ポリスの成立(ギリシアの都市国家)
・貴族がアクロポリス(城山)を中心に集住(シノイキスモス)する
・生活の中心はアクロポリスの麓にあるアゴラ(広場)
・植民活動の展開
人口増加、土地不足、商業交易の必要
→地中海沿岸に植民市建設
ビザンティウム(今のイスタンブル)
ネアポリス(今のナポリ)
マッサリア(今のマルセイユ)
・異民族差別
同じギリシア人同士はヘレネス(方言どうし)と言い、異民族はバルバロイ(ペルシア人エジプト人)と言って差別
※ヘレネス同志はオリンポス12神(ゼウスなど)に対する信仰や
デルフォイの神託(アポロン神に神のお告げを聞く)
オリンピア競技など文化を共有し、仲間意識をもつ
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