2015年9月27日日曜日

【19】ローマの社会構造の変化

◇社会構造の変化
  ・ローマの拡大期(共和政~五賢帝時代)
    ポエニ戦争など、戦争に勝利
    戦争奴隷が容易に手に入る
    金持ちは戦争奴隷を使い奴隷制大農園(ラティフンディア)を経営
    多くの農民は没落(戦争にかり出されたことと、
      奴隷の作った作物が安く、自分の作った作物が売れない)
    →没落した農民は年に流入、パンと見世物(サーカス)を求める
   ※ローマの最大の領域の達成(トラヤヌスの時代)=ローマの拡大はストップ
  ・ローマの停滞期~衰退期(軍人皇帝時代~)
    ローマの拡大はストップする
    戦争奴隷は手に入りにくくなる
    奴隷が減るとラティフンディア経営はできなくなる
     →奴隷の待遇改善
    生活の保障をされた奴隷は、もはや奴隷ではなくコロヌス(小作人)と言われる
    こうした、コロヌスを使用した生産体制をコロナートゥスという

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