◇キリスト教成立
・キリスト教のもと…ユダヤ教
ユダヤ教…神(ヤハウェ)の一神教
救世主(メシア)待望の観念、排他的選民思想(ユダヤ人だけが救われる)
次第に戒律主義を唱えるパリサイ派が中心となる
・イエスの出現
ユダヤ教を批判、神の愛と隣人愛を説く
次第に彼が救世主(メシア=キリスト)と言われるようになる
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ユダヤの司祭たちはイエスに反逆者との罪をかぶせ、処刑に追いこむ、最後の晩餐(ユダの裏切り)
処刑して三日後に復活した伝説が信仰を生み、キリスト教が成立
・イエスの死後
ペテロなどの使徒が伝道(異邦人へのパウロの伝道など)
教典などある「新約聖書」が成立
→福音書と使徒行伝
◇迫害から国教へ
・ネロ帝、ディオクレティアヌス軍の迫害→多くの殉教者
信者はカタコンベ(地下墓地)で信仰
・コンスタンティヌス帝…ミラノ勅令でキリスト教公認
・テオドシウス帝…キリスト教を国教化
◇教義の統一…キリスト教の正統をアタナシウス派(三位一体説、神=イエス=人)とする
{・ニーケア公会議…アリウス派が異端、イエス=人 →ゲルマン人布教
異端{・エフェリス公会議…ネストリウス派が異端、イエス=神、イエス=人 →中国に伝わり景教と言われる
{・カルケドン公会議…単性論が異端、イエス・神 →エジプトに伝わり、コプト教会となる
中世に入り、アウグスティヌスなどの教父が正統教義を確立・発展→神学の発展
「神の国」「告白録」
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